IWARPP(岩屋病院 アルコール・覚醒剤再発予防プログラム)
全24回のプログラムを週2回実施し12週間のプログラムで構成します。講師に三河ダルク職員を招き、地域にも回復して生活をしている方がいることを知っていきます。
例:なぜアルコールと薬物をやめなくてはいけないの?
処方薬依存と依存のスライド
入院生活をどう過ごす?
家族の関わりと休日の過ごし方
IWARPPは当院における依存症治療の軸となります。依存症にも個人差があり、なぜ自身に依存物質が必要だったのか、またどうしていつも依存物質に手がでてしまうのか知っていくことにより退院後の生活で依存物質から距離を取る方法を身につけていきます。また回復者の意見を聞くことにより本人の「気づき」の促進に繋げていきます。
作業療法では、依存物質により低下した心身機能面の回復や、今後依存物質に頼らない「その人らしい生活や作業」を発見できるように、お手伝いをいたします。定期的に作業療法士による体力テストを実施し、現在の体力年齢について知った上で、身体機能面での向上やリラクゼーションを図ります。
また、手工芸や革細工、絵画などの創作活動を実際に行う中で、新しい趣味や楽しみを見つけ、新しい生活スタイルに結びつくプログラムの提供により、依存物質に代わる生活の楽しみを見つけるお手伝いをいたします。