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作業療法室のご案内




当院を受診される方はこのような悩みを抱えておられる方が多いです。


気にしすぎって言われるけど、
こんな風に悩むのは悩みすぎ?

仕事で人間関係がうまくいかない、
自分にも悪いことがあるんだろうけど。

眠れなくなった。
夜中に何度も起きる、次の日も疲れちゃう。

依存症のつらさや気持ちを理解してくれる
人がいない、相談相手がいない。

家族に迷惑をかけてしまっている、
1人でいるとそういうことばかり考えてしまう。

やらなくちゃって思うんです。
興味もあるんですが、身体がついてこなくて。

作業療法(OT)とは

手工芸などの創作活動、スポーツ、カラオケ、映画鑑賞などの楽しみの活動や日常生活に関連した作業活動を通して、その方らしい生活を取り戻していただくためのリハビリテーション(治療)です。OTは「Ocupational Therapy」の略です。

作業療法士はなにをするの?

入院されてすぐの時期(急性期といいます)

まず、患者様お一人お一人の気持ちに寄り添い、少しでも不安な気持ちや今後の生活について一緒にお話しさせていただければと思います。
お話の中から、作業療法士は治療プログラムのご提案をさせていただき、一緒に相談させていただきます。

少しずつ身体や心が落ち着いてきたら(回復期といいます)

ホッとできる場で何が自分のストレス発散やリラックスできる方法なのかを作業プログラムを通して探していきます。
また、自分の苦手なことや得意なことも作業の中で見つかることが多いです。
作業療法士はそんなあなたらしい生活のきっかけを見つけるお手伝いをいたします。

退院に向けて

入院につながったストレスへの対処方法や社会生活やお仕事に向かうために不安なことについて一緒に話し合ったり、どんな風にすればうまくいくのかを一緒に考えていきます。
作業療法士(OT)は様々なアクティビティを用いて皆様が自分らしい生活を取り戻せるようお手伝いをします。

OT プログラム紹介

カラオケ

好きな曲を歌ったり、他の方の歌を聴いて過ごす時間です。

どんな効果があるの?

自己表現、楽しむ時間、ストレス発散、くつろぐことでの気分の安定

手工芸

ビーズ、折り紙、スクラッチアート、ウールアート、革細工などの作品作りを行います。

どんな効果があるの?

身体感覚の回復、生活リズムの改善、趣味の開発、集中力・持続力の改善、不安な事を考えない時間ができる

レクリエーション

季節などにも合わせて 皆で楽しむ時間です。

どんな効果があるの?

仲間づくり、楽しむ体験、気分の安定、他者との対人交流

OTジム

卓球やエアロバイク、風船バレー、ストレッチ、筋トレ、などの運動プログラムを実施しています。

どんな効果があるの?

ストレス発散、基礎体力の回復、生活習慣病の予防、生活リズムを整える

書道

自分の想いを文字や色で表現します。(硬筆もあります)

どんな効果があるの?

自己表現、気分の安定、回復ペースの理解、自己コントロール能力の改善

エンジョイ

ボードゲーム(オセロや将棋など)、カードゲーム、塗り絵、DVD、CD、雑誌、漫画などの中から好きな物を選び過ごす時間です。

どんな効果があるの?

趣味の開発、楽しむ体験、集中力の改善

脳トレ

計算問題、数独、ことわざ、漢字、大人の塗り絵など、様々な問題にチャレンジし、頭の体操ができます。

どんな効果があるの?

回復ペースの理解、集中力・持続力の改善、ストレス対処能力の向上、自己コントロール能力の改善

リラックス

アロマオイルを使用して セルフマッサージをします。 香りでも癒されます。

どんな効果があるの?

気分の安定、症状の軽減、ストレスへの対応、回復ペースの理解

OT カフェ

来月のプログラムをカレンダーにて紹介します。

動画クラブ

好きな曲や紹介したい映像をリクエストし、鑑賞することができます。

OT活動内容

BACS-J(統合失調症認知機能簡易評価尺度)を用いて認知機能を数字で確認

統合失調症の患者様は、主症状に焦点が当たりがちですが、近年では認知機能に大きな問題を抱えていることが注目されています。BACS-Jを実施することによって、認知機能を数値化することができ、どの機能にアプローチが必要なのかを明確化して治療につなげていきます。

実施病棟によって差はありますが、入院生活で実施されているOTにて各機能の回復を図るプログラムを実施しております。また、個別の関わりや小集団でのプログラムを実施している病棟もあり、患者様に合ったアプローチを提供しております。

SSTにて対人関係能力の向上を図る

現在、3B病棟の患者様を対象に小集団(5.6人程度)でSSTを実施しております。参加者から対人関係で困っていることを、参加している患者様やOTやNsスタッフと一緒に解決方法を考え、実行可能であるかどうかロールプレイを用いて実践します。

実施中の様子

実際に取り扱った内容

回想法で思い出を話し合って症状の軽減

回想法で思い出を話し合いながら記憶の想起、精神活動の向上、周辺症状(BPSD)の軽減を目的に行っています。
認知症と診断された患者様を対象に実施しています。

転倒予防プログラムについて

プログラム内での観察評価や病棟看護師から病棟での生活の情報収集、体力測定の結果などから転倒リスクの高い患者様を対象に、転倒予防プログラムの実施をしております。身体機能が低下し、運動プログラムに拒否的な患者様も見える中で、「座って出来る転倒予防」を取り入れています。また、転倒には注意機能も関わっている事が多く、転倒プログラムやその他のプログラムの中で注意機能の向上を図ります。

研修会への参加やカンファレンス

日本作業療法士協会や愛知県作業療法士協会などの研修会に参加し、知識・技術の研鑽をしております。
OT室内では定期的にカンファレンスを実施し、情報共有をしています。研修会参加時の内容や患者様対応についての話し合いを定期的に行っております。
また、患者様へプログラム(手工芸やレクリエーションなど)提供する前に一度スタッフ同士で作品を作り練習をしたり、レクを実際に通して行ったりする時間をとっています。


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